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暑中見舞いの書き方を例文付きでご紹介!いつ頃書けばいい?時期も解説!

暑中見舞いを書きたいけれど書き方が分からない。そのような方は多いと思います。

そもそも時期がよく分からないですよね。「今って暑中見舞いなの?それとも残暑見舞い?」私も時々分からなくなります笑 いつまでが暑中見舞いなのかよく分かりません。

というわけで、今回は暑中見舞いのルール、書き方をご紹介したいと思います。

書き方さえ覚えてしまえばそんなに難しくは無いのでご安心ください。

それでは行ってみましょう!

暑中見舞いの時期

書き方の前にまずは暑中見舞いの時期から解説していきます。

夏に相手の健康を気遣うために出す手紙なので、当然夏に出すことになります。当たり前ですね。

ここで言う夏とは、「梅雨が明けてから」を意味します。気温の上がり方にかかわらず、梅雨明が発表されたら暑中見舞いの書き時というわけです。

そして、暑中見舞いが書けるのは立秋8月8日頃までです。

それ以降は残暑見舞いを書くのが一般的です。

書き出す前に時期を把握し、暑中見舞いか残暑見舞いかを把握しておきましょう!

暑中見舞いの書き方

それでは本題です。暑中見舞いの書き方を解説していきましょう。

構成としては以下のものが基本となります。

  1. 暑中見舞いの言葉
  2. 時候の挨拶
  3. 近況報告、相手の健康を願う言葉
  4. 結びの言葉

主文に当たる部分は3の近況報告でしょうか。

はがきに書くことが多いので、手紙ほど長い文章を書く必要はありません。相手を短い文でさっぱりと気遣ってあげるのが一番のコツでしょう。

一つずつ解説してまいります!

①暑中見舞いの言葉

冒頭には必ず「暑中見舞いの言葉」を置くのが基本です。

はい、暑中見舞いの言葉とはなんぞや、という声が聞こえてくるようですので、ざっくりと説明しますと、「暑中見舞い申し上げます」以上です。

つまり、暑中見舞い申し上げますは完全なる決まり文句というわけです。

というわけで、書き始める際は頭を空っぽにして元気よく「暑中見舞い申し上げます」と書いてしまい

ましょう。

暑中見舞い申し上げます

こんな感じで一番上から書いてしまって大丈夫です。せっかくの決まり文句ですので、他の文字より大きく書くと見栄えがいいですね。

②時候の挨拶

暑中見舞いの言葉を冒頭に書いたら、次は時候の挨拶を書きましょう。

仮にも夏真っ盛りですので、猛暑を取り上げて相手を気遣う文を書くのが普通です。

ハガキに書くことが多い暑中見舞いですので、あまり長い文にせず1,2行で大丈夫です。

厳しい暑さが続きますが、皆様はお変わりなくお元気で過ごされていることと存じます。

普通の手紙より文字は大きめで大丈夫です。文字数も少なくてOKです!

「最近暑いけど大丈夫?」というニュアンスが伝わればとりあえず大丈夫です。

③近況報告と相手を気遣う言葉

挨拶がすんだら、手紙で言う主文の部分を書いていきましょう。

年賀状ほど硬い文章でなくとも大丈夫です。まずは自分の近況報告、夏をどう過ごしているかなどを書いた後、相手がどう過ごしているのか気遣う文を書くととても綺麗ですね。

 厳しい暑さが続きますが、皆様はお変わりなくお元気で過ごされていることと存じます。

 猛暑ではありますが、海水浴に登山、バーベキューなど目一杯夏を楽しむ決意です。○○様もどこかへお出かけになる予定でしょうか。よければご一緒しましょう。

はい、あまり硬い印象はありません。それどころか恐れ多くも遊びの約束まで取り行付けようとしていますね。ですが、暑中見舞いはこれくらい元気に書いていいのです!個性を出していきましょうー。

④結びの言葉

最後に結びの言葉を書いて完成です。結びの言葉とは、当ブログのいろんなところで解説していますが、会話における「それじゃあね」「また会おう」に当たる言葉です。

暑中見舞い自体、あまり硬い文章を使うものではないので、「敬具」などは使う必要はないですが、やはり文の最後には相手を気遣う文を書くべきでしょう。

 くれぐれも熱中症に気を付けて夏をお楽しみください。

一言で大丈夫です。

「体を気遣う」「夏を楽しんで」などの内容を盛り込めば間違いないでしょう。

これにて暑中見舞いの完成です!!

まとめ

いかがでしたでしょうか。

暑中見舞いは何となくお堅いイメージがありますが、実際はかなり緩いです(笑)

自分の個性を出して、気の知れた関係であればもはやため口で構いません。

猛暑に見舞われる中、あの人に精一杯の思いを込めて暑中見舞いを送ってみてはどうでしょうか!!