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手紙を横書きで書く方法を解説!日付はどこに書く?「拝啓」は必要?失礼ではない?

本記事は手紙を横書きで書きたい!という方のための記事です!
いざ書きたいと思ってもよく分からないですよね。日付はどこに書くべきかとか、そもそも失礼ではないかとか、横書きは意外と難しいです。

それでも、横書きはおしゃれですし、レイアウトも割と自由なのは魅力的ですね。

というわけで、横書きの手紙の書き方やルールを簡単にまとめてみました!

ルールさえ分かってしまえば難しくありませんので、ご安心くださいませ!

それではいってみましょうー。

横書きの注意点

まずは、横書きの手紙を書く前にルールを確認していきましょう。

これは大原則なのですが、横書きは親しい人宛の手紙に使いましょう

最近は横書きの手紙や便箋も増えてきたとはいえ、あらたまった手紙にはやはり縦書きが基本です。ただし、正式なビジネス文書は横書きで書かれるケースが多いですが・・・。

なので、横書きで書き始める前に差出相手と自分との関係を考えてみましょう。例えば気の置けない友人だったり、であれば横書きでも構わないでしょう。しかし、学校の先生だったり上司などの目上の人の場合は原則縦書きを使うのがよいでしょう。

横書きの基本ルール

自分と相手の関係が十分親しいことが確認できたら、早速書き始めましょう。

横書きの手紙も、縦書きと基本は同じです。過去の記事では手紙の基本を説明しておりますので良ければご覧くださいませ!

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  1. 前文
  2. 主文
  3. 末文
  4. 後付け

基本はこの流れです。この記事だけ読んでいただいている方にもお分かりいただけるよう、一つずつ解説させていただきます。

①横書きの前文

 まずは前文ですね。手紙はLINEやメールとは違い、いきなり本題を切り出すことはしません。季節の挨拶をして、相手を気遣う文章を書いてあげましょう。

ちなみに、「拝啓」は必要ありません。

というのも先ほど述べた様に、横書きの手紙自体親しい人に贈るためのものです。つまり、その時点であらたまった手紙にしか使わない「拝啓」は使う必要が無くなるというわけです。

頭語である拝啓を使うわなければならない相手にはそもそも縦書きがセオリーですからね。

○○ ××様

 クリスマスも過ぎ去り、なんだか現実に引き戻された気分ですね。私は早速お正月に向けての準備の真最中です。

はい、例文です。「拝啓」などの頭語無しでいきなり季節の挨拶をしていますね。

相手の名前は一番上、一文字分開けて書き始めます。その後の文頭はその次の行、または一文字開けても大丈夫です。お好みでどうぞ!

②横書きの主文

前文を書き終えたらいよいよ主文です。

自分の伝えたい要件を簡潔に伝えてあげましょう。言葉遣いですが、横書きの場合は多少崩しても大丈夫です。というのも、先ほど説明した通り、横書きの手紙自体親しい人へ書くことを前提としているからです。

文頭に「さて」「ところで」などの言葉をつけたり、しばらく直接会えてなかったりしたら「ご無沙汰しております」みたいなことを書いてもいいかもしれません。

お元気でお過ごしですか。

 突然連絡した理由は、ついに私に理想のカフェを見つけたからです!

先日、友人に勧められたカフェに一人で行ってみました。すると、香ばしいコーヒーにふわふわのパンケーキが私を待ち構えていました!あまりにも幸せな時間を過ごしました!コーヒーとスイーツに目がないあなたもきっとこの店を気に入ると思います。よければ来週にでも一緒に行ってみませんか?ネットでも評判のお店なので味はお墨付きですよ。ぜひ都合のいい日程を教えてくださいね。○○さんと久しぶりに会えるのを楽しみにしております。

親しい人に宛てる手紙ということで、カフェに誘うという内容です。「!」や、砕けた文体を使うことで堅苦しさを消すのもありかも知れませんね。

③横書きの末文

主文を書き終えたら末文です。本題だけ伝えて「はいさようなら」ではなんだか冷たいイメージを与えてしまいますし、まるで業務連絡みたいですよね。

というわけで、最後に相手を気遣う短めの分を書くのがこの「末文」です。

この手紙を書いた時期はクリスマス明けなので「暖かい恰好をしてね」「風邪ひかないようにね」みたいな文が最適でしょう。

これからはさらに寒さが厳しくなりますからね、暖かい恰好をして、風邪をひかないでね。

 ご連絡お待ちしております。

相手を気遣う末文の出来上がりです。

季節感にがずれてなければある程度自由に書いて構いません。

親しい人に宛てた手紙なので、「敬具」は必要ありませんが、代わりに「また連絡するね」「連絡くださいね」などを書いておくとより丁寧ですね。

④横書きの後付け

長かったですが、本文を書き終えたら「後付け」を書き終えてフィニッシュです。

正直ここが一番迷いどころじゃないかなと思います。

というわけで、本文を書いた後に付け足す必要があるのは下の二点です。

  1. 手紙を書いた日付
  2. 自分の名前(フルネームじゃなくてよい)

日付けは本文から一行空けて書きましょう。一文字分空白を入れるのも忘れないように。縦書きでは漢数字を使いましたが、横書きでは普通、算用数字を使います。差し出した日、届いた日ではなく、今この手紙を書いた日で大丈夫です。

自分の名前は一番下です。便箋の右下のほうに目立たない感じでポツンと書きます。

あらたまった手紙ではフルネームを使いましたが、何度も申し上げているように、横書きは親しい人に宛てるためのものです。

そのため、自分の下の名前だけでも大丈夫です。苗字は不要です!

はい、後付けをして出来上がりです。

心を躍らせながらポストに投函しに行きましょう!!

まとめ

いかがでしたでしょうか。以上が横書きの手紙の書き方となります。

基本さえ分かってしまえば何も難しくはありません。砕けた文章と、相手を思いやる心で心をがっちり掴んであげましょう!!

いきなりあらたまった手紙を書くのが怖い!という方は、堅苦しくない横書きで慣らしてみるのもありかもしれませんね。

ここまでお読みいただきありがとうございました!