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手紙の書き方を書き出しから例文付きで解説!覚えてしまえば意外と簡単?

手紙の書き方がよくわからない。形式がややこしくてよく分からない。そんな人は多いはず。

書き出しって?拝啓って?時候の挨拶?分からない!

でもご安心ください!手紙は形式さえ覚えてしまえばさほど難しくありません。むしろ書き方のルールが決まっている分楽に感じることもあるかも知れません。

ということで、本記事では手紙の書き方について解説していきます。

手紙の構成 ~書き出しから後付けまで~

手紙は普通の作文とは違い形式があります。特に難しいのは書き出しでしょうか。定められたルールに則って書いていくのが基本となります。人と会話するときにも、「こんにちは」「また今度」など決まりきった言い回しがあると思いますが、手紙もそれに似ているかもしれませんね。

具体的な形式は以下のようになります。

  1. 頭語
  2. 前文
  3. 主文
  4. 末文
  5. 後付け

これだけでは何が何だかわかりませんよね。次の項目から一つずつ解説してまいります。

①頭語

頭文とは、手紙における「こんにちは」に当たる部分です。あらたまった相手には「拝啓」「謹啓」などが用いられます。前者に関しては恐らく聞いたことがあるのではないかと思います。

こんな感じで文頭に置きます。「拝啓」が使われることが多いですが、前文を省略していきなり本文に入りたい場合は「前略」を使うこともあります。まあ慣れないうちは「拝啓」を使うのが無難かなーとは思います。

②前文

お次は「前文」です。ざっくり言ってしまうと前文とは、会話における「最近どう?」「元気してた?」に当たる部分です。

手紙を書いている時期に即した季節のあいさつを書くのが基本です。なお、頭語の下に続けて書いても大丈夫です。季節のあいさつを難しいと感じる方もかなり多いと思いますので、慣れないうちはどこかのサイトから拝借してしまうのも手でしょう。私も時々そうしています。

しかし、前文はこれだけでは終わりません。

次に「相手を労わる言葉」「自分の安否を伝える言葉」が続きます。

例:ますますご健勝のことと存じます/当方も元気でおります

季節のあいさつ→相手を気遣う文

この形式が無難かなと思います。迷ったらこれにしてしまいましょう!!

こんな感じで簡潔な内容で大丈夫です。季節の言葉、そして相手を思いやる気持ちさえ伝われば大丈夫です!

③主文

さて、本題である主文に入っていきましょう。大変お待たせ致しました!

とはいえ、ここは割と自由な部分です。伝えたいことを分かりやすく、簡潔に書きましょう。

文頭に「ところで」「さて」などを付けることで自然に本題に入れることを覚えておくとなおグッドです!

例文には取り合えず、退職した部活の顧問に感謝を述べ、試合の観戦に誘う内容にしてみましょう。

はい、何となくそれっぽい内容になりましたね。例文ということで多少あらたまった文になりましたが、もう少し砕けた表現にしても大丈夫だと思います。

手紙はビジネス文書とは違いますからね。結局気持ちが一番です!

④末文

主文を書き終えたら次は「末文」です。末文はざっくり言うと「また会おうね」「それじゃあね」に当たる部分です。

今後の交流の継続を願ったり季節に絡めた言葉を書いたり相手の活躍や健康を祈ったりといった内容を書くことが多いです。

話の終わりに相手を気遣う文章が書けていれば問題はないです。ただし、相手の活躍を祈る文を書きたい場合は文末の中でも一番最後に持ってくるのが自然かもしれません。

例文に行ってみましょう!

大分立派な手紙に仕上がってきました。あらたまった相手には「結語」を使いましょう。「敬具」「敬白」などの言葉が使われることが多いです。

「前略」を頭語で使用していた場合は「草々」などが使われる、といった風に、頭語と結語はセットとして扱われます。組み合わせを覚えておくと便利かもしれませんね。

⑤後付け

本文を書き終えたら後付けを足して完成です。

書くものは大きく分けて3つです

  1. 手紙を書いた日付
  2. 自分の名前
  3. 手紙を出す相手

手紙を書いた日付は文末の隣に一文字分下げて書きましょう。縦書きの場合は漢数字で書くのが一般的です。

自分の名前は必ず下の方に書きましょう。苗字と名前は一文字開けると大変見栄えがいいですね!

そして相手の名前は行の一番上から書き出しましょう。差出相手が複数人いる場合は全員分の名前を書く必要がありますので気を付けてください。また、「様」「先生」などの敬称を付けるのを忘れないようにしましょう。

 

※△△~は自分の名前です

最後に

お疲れ様です。これで手紙の完成です。

普通の作文とは違い、色々なルールがあったりと分かりにくい部分も多いですが、形式さえ分かってしまえば意外と簡単に書くことができます。

たまには大切な人へ向けて、手紙で気持ちを伝えてみるのもいいかもしれませんね!

ここまでお読みいただき誠にありがとうございました!

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