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手紙における「追伸」の意味を解説します!書き方は?失礼ではない?

手紙における「追伸」という言葉を聞いたことがあると思います。

おっと、聞いたことが無いですか。では、手紙の末尾に付ける「PS」の方が馴染みがあるかも知れません。この二つはほぼ同じ意味と言っていいでしょう。

追伸 この前貸した500円返して下さい

何となくこんなイメージですね。

とはいえ、知名度に反して意外と使い方や意味は知られていません。何となく使っているという方も多いかもしれません。

という訳で、本記事では「追伸」「PS」の意味を解説したいと思います。

それでは行ってみましょう!!

追伸の意味

追伸とは、簡単に言えば「書き終えてから思い出したことを書き足します」という意味です。

「副文」という呼び方をすることもあります。

書いている途中では気づかなかったけど、やっぱりこれも伝えたい!という時に「追伸」は便利です。

PSも大体同じ意味なので、同じ感覚で使って大丈夫です。しかし、PSだとどうしてもラフな印象を与えてしまいます。よほど仲のいい相手ではないと使えないですね。

追伸の書き方

では、実際に追伸を書いてみましょう。

追伸は、本文の終わりではなく、手紙全体の末尾に書くのが基本です。つまり、自分の名前や日付(後付けと呼ぶ)のさらに下に書くことになります。

書き出しに関しては、行の始めから「追伸」と書いてしまって大丈夫です。ただし、後付けからは必ず一行は空けるようにしてください。そちらの方が見栄えがいいです。
そして、追伸の文字から一文字分空けてからメッセージを書いていきましょう。

書くと大体こんな感じです。

はい、こんな感じですね。後付けの下、最低一行分空ける、などの基本を守った書き方です。

青春の一ページを抜き出したような甘酸っぱい追伸に仕上がりました。手紙本文は全カットです。こんなキラキラした手紙を書いたら筆者が倒れてしまうからです。サボりではありませんよ断じて。本当ですよ!

あまり長くなりすぎても不自然なので、追伸は一文二分くらいにしておきましょう。

追伸は失礼になる?

よく言われるのが「追伸」は相手に対して失礼になるのではないか、という話です。

追伸自体書き忘れたことを付け足す役割なので、そのような疑問が出るのも当然でしょう。

結論から申し上げますと、失礼になります!!

はい、断言してしまいましたが、目上の人には使わない方がいいでしょう。といのも、先ほど書いた通り、追伸はあくまで書き忘れていたことを書き足す行為です。

つまり、手紙を一から書き直すことを面倒くさがっているという意思表示になってしまう可能性があります。確かに、後から付け足すくらいなら書き直した方がきれいな手紙になるのは事実です。

文章構成を見直して、一からもう一度書いてみるのをおススメします。

なので、追伸を使う際は、必ず親しい相手だけにしておきましょう。

私もそれを知らず、面白半分でPS、追伸を付けていたことがあります。見切り発車で手紙を書き始めてしまっていたのが原因でしょうね。しっかり文章構成と伝えたいことをまとめる習慣を付けたことで追伸を使うことはほぼ無くなりました。

特にメールで「追伸」を使う時は要注意です。メールは手紙と違い書き直すのが簡単だからこそ、その手間すらも惜しんだと取られてしまうかもしれません。原則使わない方が無難です・・・。

しかし、親しい相手ならむしろ相手をクスリとさせたり、手紙に個性を出したりできる面白い要素だと思います。

仲のいい相手に渾身の追伸、PSを見せてあげましょう!!

まとめ

いかがでしたでしょうか。以上、「追伸」の意味や使い方でした。

押さえていてほしいポイントとしては

  1. 書き忘れたことを付け足すのに使う
  2. 日付けや自分に名前のさらに後に書く
  3. 手間を惜しんだという意味になるため、目上の人にはNG
  4. 親しい人に使うのが吉

これさえ覚えていれば大丈夫です。

基本的に失礼になってしまう追伸、PSですが、親しい人相手なら何の問題もありません。ぜひ使ってみてはいかがでしょうか。

文才に自信があるならいっそのことウケ狙いもありです(笑)

かましてやりましょう。

という訳でここまでお読みいただきありがとうございました。よい手紙ライフを!!