何を書いていいか分からない・・・作文が苦手な人の特徴と原因4選!!書けなくなるNG行動とは?

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大人から子供まで、作文が苦手嫌いという人が増えているというのを聞いたことがあります。

最近では本を読む機会もめっきり減り、人とのコミュニケーションもLineや電子メールが主流となり、文章に触れる機会が減ったからなのではないかと言われているようですね。

しかし、作文を書く機会はどうしても存在します。特に学校などでは何かある度に書かされていた記憶があります・・・。

私も昔は作文が苦手でした。原稿用紙を無理やり押し付けられてたまったもんじゃありません。

というわけで、「作文が苦手」という人の特徴や原因を分析してみることにしました。原因さえ分かれば対策も容易です!

知らないうちにNG行動をしてないか、ぜひチェックしてみてください!

テーマを決めていない

テーマを決めずに書き出してしまう人は作文が苦手な傾向にあります。

テーマはいわば作文におけるゴールのようなものです。着地地点を決めずに書き始めてしまうと、中盤あたりで「どうしよう、書くことが無い」という事態になってしまいます。

しかし、あらかじめテーマを決めておけばどこを深堀していけばいいかが分かりやすい上、文章の主題がそれるのを防ぐことができるので物凄くお得です。

例えば、サッカーについて作文を書くことになったとします。

テーマを決めないで書くと以下のようになってしまうでしょう。

 サッカーとは、ボールを蹴りあうスポーツで、ゴールを決めれば一点入ります。とても人気のあるスポーツで、ワールドカップも定期的に開かれています。
放課後にもクラスのみんなでプレイしていますが、僕はサッカーが大好きです。

はい、内容がとっ散らかっています。サッカーとは何かを語りたいのか、ワールドカップについて語りたいのか、それとも自分のサッカー愛を語りたいのか伝わってきません。

きっとあと数行でネタ切れしてしまうでしょう。

では、ここで一つテーマを決めてみましょう。

テーマは「僕がサッカーを好きな理由」です

 僕は、サッカーこそ最も魅力的なスポーツだと思います。
まず目を奪われるのはそのスピード感です。一点一点が非常に重く、その上ボールはパスやゴールキックを介して目まぐるしく動き回ります。そのため、有利不利が一瞬で入れ替わる緊張感が味わえます。

はい、言いたいことが分かりやすい文になりました。サッカーオタクが熱く語る文の完成です。

後者の方が圧倒的に書きやすいです。というのも、深堀する箇所や、着地地点が簡単なんですよね。

この後の文には「プレイする楽しさ」「仲間との連携の楽しさ」

みたいな感じでサッカーをプレゼンすればいいわけですので。

こういった感じで、何を主体として話すのかを具体的に決めておくとグッドです!

見切り発車で書き始めてしまうと、テーマが定まらず行き詰ってしまいますので・・・。作文が苦手な人は考え無しに書き始めてしまいがちなのです。

語彙力が低い

語彙力が低い人も作文は苦手な傾向にあります。

使える言葉の数が少ないと、どうしても作文に苦痛を感じてしまいがちです。

語彙が少ないと思う人は「自分の思いを文章にする」練習をすると効果的です!

 推しのアイドルが家の前にいてヤバい!

このような文を語彙力の低い文と言います。

  1. ヤバい
  2. エモい
  3. キモイ

この三つは語彙力低い人が多用する三銃士です。メラ、ルーラ、ホイミくらい使いますよね。便利な言葉ではありますが、他の表現を使えなくなっているかも・・・。という方は要注意です。

それでは、先ほどの、語彙力が球根のような埋まり方をした文を直してみましょう。

「自分の思いを文章にする」練習です!

 長年応援してきたアイドルが偶然にも私の家の前にいる。もはや今生にくいは無し!

SNSでバズるような文章ではないにせよ、「ヤバイ」という言葉は必ずほかの言葉に変換することができます。

出来る限りいろいろな言葉を使ってみましょう!

それが作文への苦手意識を克服する近道です。

こだわり過ぎる人

あまりにもこだわりすぎる人は作文が苦手な傾向にあります。

丁寧な作文を書こうとするのは勿論いいことなのですが、完璧なものを書こうとしてなかなか書き出せないという方も意外と多いのではないでしょうか。

気持ちはとても分かります。どうせ書くのなら読みやすくて面白い文を書きたくなりますよね。

私もそうでした。「褒められる文を書きたい!」「プロ級のものが書きたい!」そんな発想が頭をよぎりなかなか書き出せないのです・・・。

しかし、そんなに硬くならなくて大丈夫です。作文を嫌いにならないコツは・・・

とりあえず書いてみることです!

作文が苦手な人にとってこれは結構大事です。テーマだけ決めてとりあえず書き出してみましょう。頭の中でいくら考えたところで、原稿用紙は一文字も埋まりません。

そんな状況だとますますペンを取れなくなってしまいます。

少しづつでも、「こんなに書けた自分って凄い!」を感じるのが苦手意識を無くすコツなのです。

本を全く読まない

最後は、本を全く読まない人です。

これは本当です。本を読む人とそうでない人とでは作文の難易度があまりにも違いすぎます。

作文とはいわば文章の積み重ねです。そのため、普段から文章を読んでいる人は、訓練を積んでいたかのように素早く書き始めることができますし、頭の中のアイデアを言語化できないなどという事態を防ぐことができます。

しかし、Youtubeやアニメ全盛の現代では本を読む人が激減しています。確かにそれらと比べると読書は集中力を使いますし時間もかかるでしょう。

しかし、人が読書離れを起こしている今こそ本を読めば、周りに大きな差を付けることができます。本を読むのが苦痛でなくなった時、自然と作文嫌いは克服されるでしょう。

個人的におすすめなのは15分読書です!!

別に有名な手法でも何でもありませんが、私が行っていた読書法です。

  1. 寝る前に15分だけ好きな本を読む
  2. 読む本は何でもいい。気が乗らない日は漫画でもいい
  3. 途中でつまらないと思ったらいつでも本を変えていい

自分で言うのも何ですが、かなり適当な読書ですね・・・。

作家に助走を付けて殴られそうですがこれが私には合っていました。

「読破しなくていい!漫画でもいい!」

そのようなメンタルを持つことで負担なく続けられたのです。さらに、つまらない、自分には合わないと思ったらすぐに読むのを止めていたので「常にわくわく」しながら読書を進められました!

戦記物として読んでいたのに、いつの間に生えてきたヒロインとラブロマンスを始めた小説はメルカリで売り飛ばしましたとも!!

というわけで、あなたも少しづつでいいので読書を始めてみませんか?

きっといいことばかりが起こるでしょう!

まとめ

いかがでしょうか。作文が苦手な人の特徴でした。

当てはまった人も落胆する必要はありません。意識するだけでいいので変えるのは意外と簡単です。

要点としては・・・

  1. テーマを決めていない
  2. 語彙力が低い
  3. こだわり過ぎる人
  4. 本を全く読まない

変えられることから少しづつ変えていけば大丈夫です。

苦手な人にとってどうしても作文は苦しいものですが、ペンを置いて諦めてしまうことだけはしないようにしましょう!当たって砕けろの精神です!

ここまでお読みいただきありがとうございました!!

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