高校時代友達0でも大丈夫!コミュ障のぼっちでも大学で友達を作る方法

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高校とはいわば格差社会、インドも真っ青な残酷なカースト制度が存在します。友人や恋人とかけがえのない時間を過ごす者もいればスマホとゲームだけが友達の地獄のような三年間を送る者もいます。(私は後者です)

そんな暗黒の高校生活を送った同士たちの中にはこんな思いを持っている人も少なくないはずです。

「大学生活は今度こそエンジョイしてやる!」

高校生活の反省を生かし今度こそ友達を作ろう、素晴らしいと思います。ですが、大学生活は高校よりもはるかに友達作りは難しいです。というのも、多くの場合決まった教室が存在せず人間関係が流動的に成りやすいうえに学校行事も高校ほど活発でない場合殆どなので、交流の機会も限られるからです。

でも大丈夫! 今回は私が実践した、コミュニケーション能力にも人間関係にも自信がなくとも大学生活をエンジョイするためのテクニックをお教えします!!

注意  これはあくまでコミュ力が低くとも楽しい大学生活を送る方法であってコミュ力を急上昇させたり陽キャ化する方法ではありません。後者をお求めの方はブラウザバックをお願いします。

①とにかくサークルに入る

講義内で友人を作るのはやはり難しいです。話しかけるタイミングも難しいですし、講義ごとに部屋移動が発生するためそもそも一緒にいる時間も短く仲良くなりにくいのです。学期が変われば同じ講義を取るかどうかも分からないため、定期的に集まり学期を超えて仲良くなれる固定メンバーをいかに素早く作るかが勝負となります。

 そこでサークルに所属することの強みが出てくるのです。サークルに所属してしまえば、交友関係が履修(単位を取るために講義を選ぶこと)内容に左右されることはありませんし、部室のあるサークルであればお昼を食べる場所にも困りません。「取りあえず」で駆け込むことが出来る居場所を確保することはとにかく大事です。これで便所飯ともおさらばだ!!
 

入部したばかりであれば先輩方が勝手に話題を振ってくれることも多いため自然な流れで自己紹介ができるのも強みです。先輩方との交流を増やすのは大切です。花見やバーベキューイベントを開催するサークルも多いため、サークルのツイッターアカウントをチェックしておくようにしましょう

一度人間関係が出来上がってしまえばコミュニケーション弱者にとっては厳しい戦いを強いられます。とにかくスピード勝負を心がけてください。

サークルの選び方

「サークルに入れ!」とは言ったものの、どんなサークルに入るのが正解なのでしょうか。正直ここは好みによる所が大きく、打ち込みたいことがある場合はそちらに入部するのが一番でしょう。しかし、「やりたいことなんてよく分からない」という方が正直殆どだと思います。そんな方々の為に、ぼっち回避のためのサークルの選び方を伝授いたします

ただしオールラウンドサークルには絶対に入るなと言いたいです!!

これといった目的を持たずスキーやテニスにコンパなどに時間を費やすサークルを一般的にオールラウンドサークルと呼びます。もちろんこのようなサークルが悪いわけではありません。しかし、コミュ障にとってはあまりにも敷居が高いのです。というのも、オールラウンドサークルに入部する人は圧倒的に、世間一般で言う陽キャ率が高い傾向にあります。その中に混じって交友関係を築いていける自信がるのであればよいのですが、少なくとも私は「住む世界が違い過ぎるだろ!」と説明会会場を後にしました。

基本的に遊んでいるだけのため、何か目標に向かって頑張るといった心の距離を詰めやすいイベントに乏しいのもマイナスポイントです。自分に合わない場所で過ごしても疲弊するだけです。ボードゲームやサバゲー、登山だったりとある程度の専門性を持つサークルをチョイスするのがミソです。

入部直後はボーナスタイム!?

サークルに入ったはいいけど会話も下手だし友達なんて作れない!という方も多いと思います。私も実際そうでした。そこで先程の原則、「とにかくスピード勝負」を思い出してください。
 

 入部直後はコミュ障にとってはボーナス期間なのです。どういうことかと言いますと、入部直後の4月から5月くらいの間はサークル内でも新たな人間関係の構築の動きが盛んになり、会話の中でも先輩方が話を振ってくれたり例え受け身であろうとも同期と遊ぶ機会に恵まれたりと大変お得です。自分から話しかける自信がないと言う人はこのゴールデンタイムを逃さないように心がけましょう。部室があるなら積極的に通い詰めるのがお勧めです。先輩に顔を覚えてもらえれば同期の仲間を作る足掛かりになる事は間違いないです。

自分にマッチした友人を作る

陰キャだとか陽キャだとか関係なく交友関係で大切なのは自分とマッチする友人を持つことでしょう。とは言え大学は前述の通り友達を作る難易度が高校よりも高いうえ、人数も膨大であるためコミュニケーション弱者にとっては苦戦必至です。そこで、私が大学時代に実践した作戦や卒業後の気付きなどをご紹介いたします。

友達の友達と知り合う機会を見逃さない

サークルに入りある程度の交友を持つと、その友人の友人と知り合うイベントが発生する可能性があります。「友達と飯食うんだけどこない?」なんて言われたら大チャンスです。というのも、友達の友達という時点である程度共通の話題がある上に初対面でもこちらを信用してくれれるケースが多いです。
 

 大切なのは誘われたら一回目で参加することです。とにかくぼっち予備軍にとっては大学生活はスピード勝負、さらに「せっかく誘ったのに、あいつらとは会いたくないのかなあ」思われるリスクを減らします。自らコミュニティを広げるのが苦手な人ほど、貴重なチャンスを見逃さないようにしましょう。友達と気が合う人物ということは、当然野良生徒に話しかけるより自分と同類の可能性が高いです。ガンガン仲を深めていきましょう。

無理な大学デビューは分の悪いギャンブル

いるんですよね。大学構内をファッションショーの会場と勘違いしている輩が。そしてそんな愚か者どもに流されて無理に髪を染めてピアスを開けたり突然キラキラした服を着始めてしまえば恐らく破滅が待っているでしょう。
 もちろん大学デビュー自体が悪いことではありません。新たな自分を開拓することに成功すればリア充への扉は開かれることでしょう。しかし、我々はどう転んでも非リアなのです。あのパリピワールドの住人になる確固たる決意と覚悟があれば結構ですが、少なくとも私はそんな分の悪いギャンブルをお勧めしません

まず、大学のファッションリーダー(大爆笑)もかくやという服装で大学デビューを飾ったとしましょう。最初こそ類は友を呼ぶ原則に乗っ取りたくさんの人と知り合えるかもしれません。しかし、人の10数年培ってきた性格というものはそう簡単には変わりません。つまり、時間がたつにつれ殆どの場合は背伸びした自分を演じることに疲れてしまうのです。彼らに着いていけなくなってしまった時、すでに自分と同タイプの人々はグループを作り上げていますし、大学デビュー用の厳つい服装ではこちらに話しかけてくれる望みは薄いです。しつこいようですが先程の言葉「スピード勝負を心がける」を思い出してください。スピード勝負の大事な時期に失敗してしまったとなれば大きなディスアドバンテージとなります。
 

 結局の所、例え世間で陽キャと呼ばれるような人間にはなれなくとも気が合う人と出会えれば完全勝利です。無理な大学デビューはそのマッチングを阻害する結果になりかねません。どうしても「高校ぼっちだけど陽キャになりたい!」という場合は自らのポテンシャルと相談してください。私は応援します。

アルバイトは5月頃始めよう

人間関係に不慣れだととにかく新しい環境に疲れてしまいます。そこで大学生になったからといってすぐにバイトを始めてしまうと重い負担として圧し掛かってしまうケースもあるのです。それに、人間関係において最も大事なスタートダッシュの期間に、貴重な時間をバイトに捧げてしまうのはあまりにももったいないです。事実、色んなサークルが花見や新歓コンパを開催している時期でもあるのでバイトの開始を少し遅らせてでもひたすら参加しまくりましょう。

ちなみにお金がなくても新入生にお金は払わせないサークルが殆どなのでバイトはしなくとも何とかなります。余談ですが時々新入生のふりをしてタダ飯を喰らいに行く勇者も存在します。

最後に

長々と高校ぼっちだった私が大学生活をエンジョイした方法を語らせていただきました。細かいテクニックなどはまだまだありますが今回はこの辺にしておきたいと思います。
 大切なのは自分を飾り立てて仲間に入れてもらうことではなく、心から気が合うと思う仲間に少人数であろうと巡り合うことです。運も絡むと思いますが、皆さんの大学生活が納得のいくものになればとお祈りしております。

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