お見舞いのお手紙の書き方を例文付きで解説!家族や友人、上司にお見舞いの言葉を贈ろう!

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お見舞いの手紙は、病気やケガで弱った相手を気遣うのに最適です!家族や友人、時には上司相手にもおススメですよ!

親しい人が病気やケガで入院したとなれば気が気ではないと思います。

最悪の事態にならないか、退院はいつ頃になるか聞きたいことも色々あるでしょう。直接お見舞いに行ければよいのですが、予定が合わなかったりそもそも遠すぎたりといったこともあるかも知れません。

それに、病気や怪我で入院しているときはどうしてもメンタルが不安定になるものです。もしかしたら誰とも会いたくない日もあるかも知れませんよね・・・。

そこで活躍するのがお見舞いのお手紙です。

手紙は少し難しいイメージを持たれがちだと思いますが覚えてしまえば割と簡単です!というわけで、この記事ではお見舞いのお手紙の書き方を例文付きで解説していきます。

それでは行ってみましょう!!

お見舞いのお手紙 書き出し

それではさっそく書いていきます。

お見舞いのお手紙も、書き方の基本は普通の手紙と変わりません。

手紙の書き方を書き出しから例文付きで解説!覚えてしまえば意外と簡単? – 弱い男の歩き方 (yowaaruki.com)

こちらの記事をお読みいただけるとより分かりやすいと思います!

お手紙で一番悩むのは「書き出し」ですよね。どう書いたらいいのか分からないという方も多いはずです。

結論から言うと、「相手が入院していることを知った」「入院と聞いて驚いております」

こんな感じのことを書けば無難です。手紙では季節の挨拶を冒頭に書くことが多いですがお見舞いのお手紙では不要です。あくまで相手の病気や怪我の回復を祈る趣旨なので、前置きは不要という訳ですね。

それでは例文です

前述のとおり、通常の手紙で使うような「時候の挨拶」は省略されていますね。いきなり主文から書き始めています。

他にも使いやすい言いかえを挙げますと・・・

 大事にはいたらなかったとのことで胸を撫でおろしております
 手術は成功し、2週間ほどで退院と伺っております。

いずれも、相手の無事と快復を喜ぶ文ですね。何を書こうか迷ったときには

  1. 相手の容態
  2. 今後の入院予定
  3. 無事であること

この3つに着目すると書きやすくなるでしょう。

なお、頭語の「前略」ですが、これは親しい人へ当てた手紙であれば不要です。少し堅苦しい印象を与える言葉でもあるので、使うかどうかは自分と相手の関係性と相談しましょう。

入院中の相手を気遣う文を書く

「入院と聞いて驚きました!」「大丈夫そうでよかったです」これだけで手紙を締めてしまっては少し味気ないですよね。

というわけで、次は相手を気遣う文を書いていきましょう!

具体的には、病気になってしまった相手の心労境遇といったことに触れながら回復を祈るのが主流です。

相手の性格や美徳にまで踏み込んでいますね。

細かいかもしれませんが、お見舞いの手紙では「回復」ではなく「快復」を使うのが良いでしょう。なぜなら、回復には疲労を直すといった意味も存在するため、病気が治るという意味を込めるのであれば「快復」の方がより適当になるからです。

病気へのお見舞いの手紙の場合は特に、相手の人格や美徳、苦労していたこと+回復を願う言葉にすると敬意のこもった文章を作りやすいです。ぜひお試しあれ。

再開を願う旨を書く

だんだん相手を気遣うお手紙が完成してきましたね。

しかし、これではまだ不十分です。次は「再開を願う旨」を書きましょう。それでこそ真のお見舞いの手紙です。内容としては

  1. 後日改めて直接お見舞いに行くこと
  2. お見舞いには行けないが無事をお祈りしていること
  3. 退院したらどこかへ遊びに行くお誘い

このような内容にするのが無難でしょう。

ただし3、遊びに誘う場合はある程度親しい相手でないといけません。目上の相手、改まった手紙であれば1、又は2にしておくといいでしょう。

それでは例文です。

お見舞いには行けないけど無事を祈ってるよ!

大体こんな感じの意味になります。お見舞いに行くのが難しいときははっきりと言ってしまうのがいいでしょう。それもある意味誠意ですからね。

他には

 後日改めてお見舞いに伺いますが、ひとまず書面にてお見舞い申し上げます。
 退院したらどこかへお食事にで行きましょう。先日、○○様好みのお店を見つけました。

こういった例文もありですね。この後お見舞いに行くか、行かないのか。そして相手との関係性を考慮して言葉を選びましょう!これにて本文は完成です。

そして結語として今回は「草々」を付けました。見慣れないかもしれませんが、前略を使った場合は結語には草々を使うのが普通です。

前述のとおり、お見舞いのお手紙には「頭語」はいらないため結語も必須ではありません。頭語を使っていない場合は不要です。

忌み言葉は使ってはいけない

忌み言葉とはその名の通り、使ってはいけない言葉を指します。

お見舞いのお手紙にももちろん忌み言葉は存在します。うっかり使ってしまうとマナー違反となってしまうのでくれぐれも気を付けましょう。

お見舞いにおける忌み言葉は以下のようなものがあります。たくさんありますがついてきてください・・・。

 死・苦しむ・四(死)・九(苦)・寝付く・悪い・長引く・繰り返す・滅びる・枯れる・衰える・力尽きる・落ちる・折れる など
 

たくさんありますね本当に・・・。

中には無意識に使ってしまいそうな言葉も混じっていますね。一度仕上げてから見直すことをおススメいたします。実際、書き上げた例文にも恥ずかしながら忌み言葉が入っていたので修正いたしました。

超恥ずかしい。どの面下げて記事書いてるんだ筆者は。

ここで一つ悪い例文を書いてみましょう

 まさか○○様が入院されたとは驚きです。死んでしまったかと思いました。病気が長引き力尽きてしまうのではないかと気が気でありませんでした。
衰えた体力では闘病生活は苦しいものとなるはずです。気合いを入れましょう!
病原菌を滅ぼし快復したらぜひ御元気なお姿をお見せくださいませ。

これは酷い・・・

滅茶苦茶ですね。忌み言葉のバーゲンセールですね。

相手を呪殺せんとする勢いです。こんなの送り付けた日には絶縁状を叩きつけられても文句は言えません・・・。

 

まとめ

入院中とはどうしても不安になるものです。

そんな時に心の救いになれるのがお見舞いのお手紙です。「一人じゃない」ということを知れるだけで人は辛い入院生活に耐えられる・・・かも知れません。

もしも、身の回りに不安な入院生活を送っている方がいるのであればぜひお見舞いのお手紙を書いてみましょう。迷惑がられることなんて無いので安心してください!!

ルールとマナーを守り、あなただけのお見舞いをプレゼントしてみてはいかがでしょうか?

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