【忌み言葉一覧】忌み言葉の意味、例を解説!葬儀、結婚式などでは必ずチェックしましょう!

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忌み言葉。葬儀や結婚式では割と重要になるのですが聞き覚えの無い方も多いかも知れません。

手紙や文書を書く上で使ってはならない言葉を「忌み言葉」というのです。使ってしまうと失礼に当たるので、文章を書く前に例や一覧を見て確認するのはとても大事です。

というわけで、本記事では忌み言葉の意味や例を解説していきたいと思います!

それでは行ってみましょう!!

忌み言葉とは?

忌み言葉とは手紙や文書を書く際、縁起が悪いため使ってはいけないとされている言葉を指します。忌み言葉は特にお祝いの手紙や、病気や怪我などのお見舞いのお手紙などにそれぞれ存在します。

シチュエーションによってどんな言葉が忌み言葉になるかは違ってくるので気を付けましょう。

そこまで神経質になる必要はありません。

病床の相手「死ぬ」「滅びる」結婚のお祝い「別れる」「離れる」などが相応しくないといったように、常識的に考えて不謹慎でなければ大丈夫です。

とは言え、言葉の使い方次第で知らず知らずのうちに書いてしまうことはありそうですよね。

宗教観が薄いわりにしっかりと縁起を担ぐ日本人らしい風習かもですね笑

念のため文章を書いた後は忌み言葉が含まれてないか見直しをしましょう!

忌み言葉一覧

それではシチュエーションごとに忌み言葉をご紹介いたします。

パターンが豊富ですがしっかりついてきてくださいね!

結婚式のお祝い

 別れる、分かれる、離れる、別々になる、枯れる、冷える、戻る、破れる、去る、消える、滅びる、終わる、戻る、帰る、断つ、ダメになる、短い、苦しい、寂しい、悲しい、薄い、重ね重ね、再び、再度、またまた など

いや、多いな

はい、多いです。同じような意味を持つ言葉が非常に多い日本語の性質上仕方ないですね・・・。

結婚において避けたい言葉が忌み言葉となっています。

  1. 離婚を連想させる言葉(離れる、分かれるなど)
  2. 悪い結婚生活を連想させる言葉(冷える、ダメになる、寂しいなど)
  3. 再婚を連想させる言葉(再び、再度、またまたなど)

結婚でおめでたい雰囲気に別れるだの冷えるなどの言葉を使って水を差すのは無粋という訳ですね。花嫁にビンタされたくなければ使うのを控えましょう。

病気、けがのお見舞い

 死、苦しむ、苦、四(死)、九(苦)、寝る、寝付く、悪い、長引く、繰り返す、再び、またまた、再三、滅びる、枯れる、衰える、力尽きる、落ちる、折れるなど

病気や怪我において不吉な言葉が忌み言葉となっています。まあこれは当然ですね。

  1. 死を連想させる言葉(死、枯れる、寝るなど)
  2. 怪我や病気が長く続くことを連想させる言葉(長引く、長いなど)
  3. 繰り返すことを連想させる言葉(またまた、再びなど)

入院している最中というのは誰もが不安であり、心が弱ってしまうものです。上記のような言葉で不安を煽るのは絶対にやめましょう。

病気や怪我で最悪の結末は死ぬこと、長引くこと、そして繰り返すことですからね。

夜露死苦なんてもう最低ですね。人の心を持ちましょう。

出産に関するお祝い

失う、消える、落ちる、流れる、衰える、死ぬ、苦しむ、破れる、くずれる、四(死)など

妊娠、出産の最大のタブーは言うまでもなく流産や死産です。

  1. 流産や死産を連想させる言葉(流れる、落ちるなど)
  2. 死を連想させる言葉(失う、死など)

妊娠や出産に関する問題は非常にデリケートです。お腹の子供が無事に生まれてくるよう、お母さんは細心の注意を払っているはずです。たとえ流産や死産の意味でなくとも「流れる」などの言葉は使わないようにしましょう。

正直前述の入院や結婚などよりセンシティブなのでくれぐれもご注意を・・・。

開店祝い

 つぶれる、負ける、火事、燃える、ダメになる、消える、失う、畳む、倒れる、終わるなど

自分で店を始めた人への、開店祝いにも忌み言葉はあります。

  1. 店が潰れることを連想させる言葉(潰れる、倒れる、失うなど)
  2. 火事を連想させる言葉(火事、燃えるなど)

やはり店が潰れる、火事になることを想起させる言葉はNGですね。店を始めるにはそれなりのお金とリスクが伴いますし、素直に応援してあげるとしましょう。

人生がかかってるわけですからね!!!

葬儀

 重なる、重ね重ね、再度、再三、くれぐれも、また、たびたび、しばしば、ときどき、返す返す、皆々様、続く、長引く、苦、死亡、浮かばれない、迷う、四(死)、九(苦)など

葬儀でも多くの忌み言葉が存在します。

  1. 不幸が続くことを連想させる言葉(重なる、再三など)
  2. 死ぬ、苦しむなどの言葉(死、苦など)

葬式において最も避けなければならないのは不幸が続くことです。言い方は悪いですが、葬式を行っている時点で不幸は起きていますからね・・・。

とにかく、繰り返すという意味を持った単語を徹底的に避ければOKです。

また、死ぬ、苦しむなどのワードも避けましょう。

忌み言葉で迷った時は?

例を挙げはしましたが、文書や手紙のシチュエーションは様々です。

この言葉って使っていいのかな?と思ったら、とりあえず止めておいた方が無難です。というのも、日本語は非常に言い換えが豊富だからです。

忌み言葉となるかも知れないワードを不安になりながら使うよりも、普通に別の表現を使った方がいいですよね。日本語の表現の豊富さを生かさない手はないです!

それでも悩んでしまう場面があったら、苦しむ、死、失うといったネガティブなワードだけでも避けてみてはいかがでしょうか。

手紙はなにより気持ちです。精一杯言葉を選んだことさえ伝われば不快な気持ちにさせることはないはずです。どうか身構えずに書いてみてください!!

まとめ

以上、忌み言葉の意味、例を解説いたしました。

不吉な言葉を使わないことで、より思いやりのある手紙や文章を書くことができますので、必ず見直しをしてみてください!

気持や手間はきっと伝わりますので!!

ここまでお読みいただきありがとうございました!

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