【個人・ビジネス】お中元のお礼状の書き方を例文付きで解説。いつ出す?手書きがいい?

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お中元を貰ったけどお礼状の書き方が分からない・・・。あるあるですよね。

季節の風物詩ともいえるお中元ですが、貰ったらどうすればいいでしょうか。親しい間柄なら電話もいいかもしれませんがお礼状を書くのが一般的です。

本記事では以下の内容について例文付きで解説いたします!

  1. そもそも礼状とは?
  2. 礼状の書き方、ルール
  3. 書く時のポイント

お礼状でしっかりと感謝の気持ちを伝えれば、個人、ビジネス関わらず良い印象を与えることができます。覚えておいて損はありません!!

それでは行ってみましょう!!

そもそもお礼状とは?

そもそもお礼状とは何かだけざっくりと説明いたします。

お礼状とは、その名の通り贈り物を頂いた相手やお世話になった相手に感謝の意を示すために書く書状です。

お中元に関わらず内容は様々です。パーティーに招待して頂いたり取引先との契約が成立した時など、ビジネスやプライベートは問いません。

今ではわざわざお礼状を贈る機会も減ってきているかも知れませんが、だからこそ「おおっ!」と感心させるチャンスかもしれません。

手書きでなければならないルールはありませんが、手書きだとより丁寧に見えます。余裕があればぜひ手紙で書いてみてはいかがでしょうか。

お礼状の書き方

さっそくお礼状の書き方を解説していきます!

構成としては以下のようなものが基本です。

  1. 頭語・時候の挨拶
  2. 主文(お中元を頂いたお礼)
  3. 今後の交流を願う
  4. 結びの言葉

1.頭語・時候の挨拶

まずは文書や手紙の基本、頭語と時候の挨拶です。

頭語は「こんにちは」などの挨拶の役割、時候の挨拶はその名の通り、季節の要素を盛り込んで相手を気遣ってあげましょう。詳しくは以下の記事をご覧くださいませ。

【手紙・文書】頭語と結語の意味や使い分けを詳しく解説!!ビジネスにもプライベートでも使えます – 弱い男の歩き方 (yowaaruki.com)

はい、記事の宣伝も済んだところで例文です。

はい、典型的な頭語と時候の挨拶です。

頭語には一般的な文書で最も使用される「拝啓」を使いました。恐らく一番有名でしょうね。主にアンジェラ・アキさんのおかげで。

お中元のシーズンは大体7月から8月なので、盛夏というワードを使いました。暑さに触れて季節感のある挨拶を心がけましょう。なお、お中元は地域によって送る時期が違ったりするので忘れず確認しておきましょう。

繰り返しますが、キーワードは「夏の挨拶」です。ここだけは押さえておいてください。

主文(お中元を頂いたお礼)

挨拶を済ませたら早速本題に入りましょう。

ここで書くべきなのは大きく分けて二つです。

  1. お中元を頂いたことに対するお礼
  2. 品物の感想

この二点を抑えていれば問題ないです。

とりあえず例文をご紹介いたします。

○○様にはいつも大変お世話になっており、感謝いたしております。またこの度はおいしいそうめんを頂戴いたしまして、誠にありがとうございます。私のほうこそいつもご面倒をおかけしておりますのに、過分なお心遣いを頂き大変恐縮しております。

 早速ご賞味させていただきましたが、その格別の味とコシに家族一同感激いたしました。美味しいものを頂き、幸せな思いで満たされました。本当にご馳走様でした。

はい、お中元のお礼と、品の具体的な感想を書いてみました。

お中元に限った話ではありませんが、品物に関する感想はできる限り具体的なエピソードを交えて書きましょう。

「結構な品をありがとうございます。とても嬉しいです」というありきたりな言葉では感謝というものはいまいち伝わりません。

メロンだったら美味しかったとか、日用品なら使ってみた感想、服なら自分が来てみた感想や周りのリアクション、日本人形なら最近髪が伸びてきましたとかそんな感じです。

繰り返しますが、エピソードは具体的に、です。

「私のほうこそいつもご面倒をおかけしておりますのに、過分なお心遣いを頂き大変恐縮しております」

余談ですが、この言い回しは割と便利なのでぜひ使っていきましょう。品物をくれたことではなく、その心遣いが嬉しいのだと伝えることができます。

今後の交流を願う

今後とも変わらぬお付き合いをお願い申し上げますとともに○○様のご健康をお祈りしております。

お中元のお礼が済んだら「今後もよろしくお願いします」というメッセージを伝えましょう。

これをきちんと書くのと書かないのでは大きく印象は変わってきます。

これからも交流していきたい!

この気持ちさえ伝わればとりあえずは問題ないでしょう。

結び、結語

長々と説明してきましたがこれで最後です。

最後には相手を気遣う文を忘れずに書きましょう。お中元は一般的に夏に送られるものでありますので、暑さで体調を崩さないよう気遣う文がいいかも知れません。

それでは例文です。

夏の暑さも日々厳しくなっておりますので、どうかご自愛くださいませ。  敬具                

それほど長々と書く必要はありません。最後に結語の「敬具」をくっ付けて完成です。

最後に相手を気遣うことで、手紙全体が引き締まって見栄えが良くなっていますね!

書く時のポイント

ここでお中元の礼状を書く際の注意点やポイントをご紹介いたします。

押さえておくとさらに好印象を与えることができますのでぜひ覚えていってください!

喜びはとにかく具体的に!

これは物凄く大事です。先ほど既に説明してしまったのですが、とにかくお中元を頂いたら具体的なエピソードを添えてお礼状を書きましょう!

どんな品物を送っても「結構な品をありがとう」「とてもよいものですね」などの定型文しか返ってこないようでは送った側も送りがいが無いですよね・・・。

メロンなら「甘くておいしい」、家族の好物ならそれを書いてもいいです。

恐縮しすぎるのはNG!

相手にきちんと敬意を払うのはいいことですが、ひたすら恐縮し続けるのはお中元の礼状としてはふさわしくありません。

せっかく贈り物を貰ったのですから、感謝を前面に押し出しましょう。贈り物をしたのにひたすら恐縮されては、贈った人も気持ちよくないですよね。

なにより味気ない手紙に仕上がってしまいます。ありがちな失敗です。

品物だけではなく心遣いに感謝する

品物を貰った後はお礼だけではなく必ず、気遣いに感謝する文を入れましょう。

例文では

「私のほうこそいつもご面倒をおかけしておりますのに、過分なお心遣いを頂き大変恐縮しております。」

この部分がそれにあたります。

この文が無いと、「品物くれてありがとう。あなたに興味はないけどな!」みたいな解釈を始める人がいるかも知れませんし、なにより印象が良くなりますので!

まとめ

以上、お中元のお礼状の書き方でした。

お中元は貰って終わりではありません。貰ったらきちんとお礼をするのがマナーです。あなたもお礼状を書いて好印象を与えてみてはいかがでしょうか!?

感謝の気持ちが伝われば関係もより良い方向に進んでいくことでしょう。

ここまでお読みいただきありがとうございました!

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